Dinner served!

登場人物及び飼い犬
　　Sharon先生宅　旦那さんのAndrew　と息子1歳のIvanと飼い犬Sapho。Andrewのお父さんPeterとお母さんJune　はカナダから数ヶ月息子夫妻を訪問中。
Sharonのお父さん　Roy　とお母さん　Patricia　ははるばるパースからSharonの叔父さんのNoelはCaloundraから。Andrewの建築会社のパートナー　Chrisと奥さんのWendy、というのがパーティの総勢です。
という事でPeterとJuneのgoing away partyがSharon宅で開催されました。
私はPeterとJuneの思い出になればと思いワインと日本から持ってきていた漆器でできたアドレス帳をもって参加しました。
私が到着した時にはすでにシャンペンが数本抜かれ、皆さん片手にシャンパンかビール。ワインもカウンターに並んでいます。時間は12時半。丁度昼ご飯の時間です。Noelは初めて会いました。昨年も私がSharon宅を訪問していた際に、会う予定だったんですが、”そんな事、すっかり忘れていた”というNoelで、結局会えず。
Noelはゴルフ好きの自転車乗りで、話が大いに盛り上がり、「あそこのゴルフコースはどうだ、こうだ」と話が尽きず。
一方、カナダに戻る予定のJuneとPeterはすっかり私の贈り物を気に入ってくれて
また、ひとしきり彼らの生まれ故郷のロンドンの話になり（私はイギリスには生活したことがありません）、どこそこのパブは昼間の時間帯はどういう連中が集まり、夜はどうなるか、など興味のある話をしてくれました。
私も数ヶ月、英国で生活してみたいと常々思っていたので、今年あたりPeterとJuneがロンドンに行けば、私も行きたいと思っています。
ここ豪州での滞在は全て荷物がここにあるので、問題ありませんが、英国に住むとなると、住居・自動車など重要なことを検討しなければならないのでPeterの話は大変参考になりました。

話は長くなりました。が、昼食はDinnerとオーストラリアでは呼ぶことがあります。
Dinnerと言われると、実は大変紛らわしいので、困りますよね。
アメリカでは昼食はLunchであり、Dinnerは夕食ですから。お国が違えば色々違いますよね。登場人物の中にIvan,　Sapho,　Chris, Wendyが文中に登場しなかったじゃないか、と思われた諸兄は、その通り。ChrisとWendyはお互いに挨拶をしましたが、お話をする機会がなく、Ivan1歳とSapho愛犬は、未だおしゃべりが出来ませんでした。

革ジャンのオートバイ野郎

明日の遠出を前にガソリンスタンドに行きました。ガソリン価格は殆ど日本と同じです。リッター126円。セルフ給油が殆どで、自分で給油。
さて店内でお金を払って出てくると、私の車の横にデカイバイクに乗った大男が、イタリアの国旗の刺繍が胸にある革ジャンを着て給油を始める所です。
オーストラリアにも、バイク野郎達が居て、列をなして進むのを見ます。体もバイクもデカイので見ていると、大体　体の大きさととバイク大きさがが殆ど同じ位だな～といつも思います。
イタリア国旗の彼、バイクも新品、革ジャンも決めてなかなかお洒落なようです。
が、そこはオーストラリア、それも、ここサンシャイン・コース。ここでは長ズボンをはいているのは勤務中のホワイトカラーとプロゴルファーだけ。
皆、ビーチ・カルチャーに浸って、老若男女　皆半ズボンです。
このバイク野郎も、なんと半ズボン！！
えっ、と見直しても正真正銘の半ズボン、それもよれよれの大きな半ズボン。
あの背の高いバスケット選手がはくような大きな長い半ズボンを革ジャンの下に着ていて、後ろを向いた所をちらりとみたら、みっともないのなんのって～～。

ま、こんな事もお構いなしに意気揚々と出発したオーストラリアの土曜のバイク野郎でした！

Hyatt Regency-Coolumのお馴染みさん

今日のHyattは静かでした。
静かなHyatt Regency-Coolumに登場するのはお馴染みさん達です。
第３ホールに待っててくれたのは２匹の親子のカンガルー。ティーグラウンドの草を一生懸命食べながらしっかりこちらのスウィングを見てました。
次は第６ホールのグリーン回り。
そこに居たのは８羽のカモたち。
全員揃ってグリーンから１ｍ離れところでじっくりパットを観戦。
カンガルーは近寄ってももぐもぐ口を動かしながらアンテナの耳を動かす程度ですが、カモは近寄ると全員が一斉に同じ方向によちよち歩きます。
次は９番。左が湖で、黒鳥が巣を作って休んでました。

こんな所がゴルフ場のお馴染みさんです。
なかなか良い感じでしょう～！

ゴルフ場で巡りあった最高のブイヤベース

ある日Hyattでゴルフをしていると、Peteｒの下で働くもう一人のコーチGregと会いました。丁度Gregがコックの服装をしている若者と話をしていて、紹介されました。
なんと、Hyatt-Coolumの総料理長との事、Thomasは、話を聞いてみると欧州、中東、アジアのいくつかのホテルで腕を磨き、今度Hyattに来た新鋭の総料理長とのこと。オーストリア生まれで、「じゃ今度、美味しいもの作って！」と言って固い握手をしてわかれました。
さて昨日は我がBillが彼の好きなブイヤペースbouillabaisseをHyattの一番良いレストランで食べようと準備してくれてました。Eliza'sがそのレストラン。二人で静かで瀟洒なレストランに席を取ると、窓の外にはカンガルーが３ぴき。雰囲気もバッチリ。
ブイヤペースは１週間前に予約しておいたのでそれはこの世の物とは思えない程の美味さです。
給仕をしてくれたのはDebbie.以前からお互いに顔は知っていましたが、Billから紹介されて、一応初対面のご挨拶。今度はBillお気に入りのKatyaが給仕に来ました。前からBillが「ギリシャ人で兎に角エネルギー一杯の素晴らしい女性」と言っていたので「あ～Billの好みはこういう人なんだ」と納得。
Debbieがレストランの料理長Garethを紹介してくれました。ガッシリしたフットボールの選手の様な体格の青年です。そんな時、Billの知り合いのHyattの飲食担当DirectorのGlennから、と言ってワインが届き、はじめて見る様なワインのガラスの入れ物に入って登場。これも只である事が確認されると、一層ブイヤベースが美味しくなりました。
そして総料理長Thomasも登場。３人でしばし次の料理の相談をして、次は総料理長が自ら腕を振るって「何でも良いから美味しい物」を食べることとなりました。
Debbie, Katya, Gareth, Glenn, Thomasで皆がブイヤベースをより一層美味しくしてくれ楽しくも嬉しい（特に只のワイン！）夕食でした。
これも、サンフランシスコから来た８３歳のBillと日本から度々来ている私がHyattの人達に「面白いやっちゃ」と思って貰っているからだと2人で乾杯しました。

Mt Coolum Golf Clubにて

GarryとLucasは共にクラブを代表して地域対抗戦を戦う素晴らしいゴルファーです。Garryの息子Maxは13歳。昨年よりだいぶ大きくなって相変わらずGarryと一緒にゴルフをするのが大好き少年です。
Maxは昨年まで日本語を小学校で習っていた事もあって、Garryと３人で一緒にラウンドすることが良くあります。Garryはもうかれこれ5年位の友人。Lucasは初めて会いましたが、噂通りの凄いショットです！その凄さは何とも”凄い！”としか言い表せないほどです。

この辺りには、才能がある若いゴルファーが一杯いて一緒にラウンドするのは非常に楽しいものです。Maxも数年すればその仲間入りをするでしょう。その才能をどう開花させるビジョンを持っているかは人によって大いに違いますが、Lucasは多分プロゴルファーとなっても成功する可能性が非常に高いと思います。
オーストラリアでSocial golfで知らない同士が一緒にラウンドする場合は、コンペではないので、随分とゆったり気楽に進みます。
Lucasも皆と一緒にニコヤカに談笑をするものの、その談笑の合間を見つけては真剣にスウィングを確認し、いち早くswitch onモードに入ります。
GarryもLucasもハンデキャップは１ですが、Lucasの真剣さは中々この地では見られるものではありませんでした。
日頃、プロ研修生、プロになりたての若者、ツアー参加者がHyatt Regency-Coolumに来ては練習をのんびりしているのを見慣れているだけに、Lucasの真摯な取り組みには”感動”しましたね。是非プロ目指して健闘して欲しいものです。