ゴルフ場で巡りあった最高のブイヤベース

ある日Hyattでゴルフをしていると、Peteｒの下で働くもう一人のコーチGregと会いました。丁度Gregがコックの服装をしている若者と話をしていて、紹介されました。
なんと、Hyatt-Coolumの総料理長との事、Thomasは、話を聞いてみると欧州、中東、アジアのいくつかのホテルで腕を磨き、今度Hyattに来た新鋭の総料理長とのこと。オーストリア生まれで、「じゃ今度、美味しいもの作って！」と言って固い握手をしてわかれました。
さて昨日は我がBillが彼の好きなブイヤペースbouillabaisseをHyattの一番良いレストランで食べようと準備してくれてました。Eliza'sがそのレストラン。二人で静かで瀟洒なレストランに席を取ると、窓の外にはカンガルーが３ぴき。雰囲気もバッチリ。
ブイヤペースは１週間前に予約しておいたのでそれはこの世の物とは思えない程の美味さです。
給仕をしてくれたのはDebbie.以前からお互いに顔は知っていましたが、Billから紹介されて、一応初対面のご挨拶。今度はBillお気に入りのKatyaが給仕に来ました。前からBillが「ギリシャ人で兎に角エネルギー一杯の素晴らしい女性」と言っていたので「あ～Billの好みはこういう人なんだ」と納得。
Debbieがレストランの料理長Garethを紹介してくれました。ガッシリしたフットボールの選手の様な体格の青年です。そんな時、Billの知り合いのHyattの飲食担当DirectorのGlennから、と言ってワインが届き、はじめて見る様なワインのガラスの入れ物に入って登場。これも只である事が確認されると、一層ブイヤベースが美味しくなりました。
そして総料理長Thomasも登場。３人でしばし次の料理の相談をして、次は総料理長が自ら腕を振るって「何でも良いから美味しい物」を食べることとなりました。
Debbie, Katya, Gareth, Glenn, Thomasで皆がブイヤベースをより一層美味しくしてくれ楽しくも嬉しい（特に只のワイン！）夕食でした。
これも、サンフランシスコから来た８３歳のBillと日本から度々来ている私がHyattの人達に「面白いやっちゃ」と思って貰っているからだと2人で乾杯しました。